占い師　昴稔人

三婚相という相があります。

文字とおり、最低でも三回は結婚また結婚に準ずる大恋愛をすることを表わします。



感情線が波型にギザギザになっていたり、縄状にもつれあいながら伸びていたりすると　「三婚相」　です。


異性への情が厚く、放っておけない性格の人。

細やかな気遣いができるので、男女ともかなりモテます。

ただ、その場の感情に流されやすいので、あとから後悔することも一回や二回ではありません。

とても移り気で、愛情と感情が安定しないため、一人の人をずっと継続して愛することは苦手です。


この相はパッと見てすぐにわかります。

気になる人がこの相を持っていたら、覚悟をするか、別の人を探したほうがいいでしょう。

自分が三婚相を持っていたら、この際、恋愛を大いに楽しみましょう。



「人は恋に落ち、お互いのものになる

　それしか本当の幸せをつかむチャンスはない」

とは映画　「ティファニーで朝食を」　のなかでの言葉。


幸せの形はたくさんありますが、恋に生きて幸せをつかもうと模索することは素晴らしい選択の一つだと思います。

三婚相の人は、それができるチャンスを与えてもらっています。


  

お盆が明けて、風がだいぶやわらかくなってきました。

今朝は気温が下がり、５時に行く犬の散歩のときは長袖をはおりました。


私は、季節の変わり目の匂いを感じます。

冬から春へ、夏から秋へ、秋から冬へ、季節が変わるとき、その季節独特の匂いがします。

私が勝手にアンケートをした１００人位のうち３分の１の人が、季節の変わり目の匂いがわかると言っていました。


知り合いの介護士に、匂いに敏感な人がいます。

介護施設の先輩と個室にいる入所者のお世話に行ったとき、いままで嗅いだことのない妙な匂いがしたそうです。

思わず「なにこの匂いは？」とつぶやいてしまったら、

先輩が「あんたにもわかるんだ。これは死の匂いだよ」って教えてくれたそうです。

その入所者さんは２日後に亡くなりました。


赤ちゃんはだいたい２～３歳位まで赤ん坊特有の匂いがします。

いつか自然とその匂いは消えます。

生まれたとき、しばらくは赤ん坊の匂いをまとって成長する準備をして、

死ぬときはまた別の匂いをまとって、天国へ行くことを早めに周りの人に知らせるのかもしれませんね。


ちなみに今朝は冷え込んで秋のような朝でしたが、まだ秋の匂いはしませんでした。
  

　　積善の家には必ず余慶あり　積不善の家には必ず余殃あり

　　一朝一夕のことにあらず　そのよってくるところのもの漸なり


易経のなかでも一般に知られている有名な言葉です。

善行を積み重ねた家では、その復慶の余沢が子孫にまで及ぼし、

不善を積み重ねた家では、その災禍が子孫にまで影響を残す

それは決して一朝一夕、突然に起こった事態ではなく、善も不善もそれが積もり積もってやってきた結果です。


人は習慣の生き物です。

良い習慣を持っていれば、輝く未来への道を自然と進んでいきます。

悪い習慣をいつまでも断ち切ることができなければ、いやでも不幸な未来が待っています。


10年以上前に知り合った女性です。

普段はとてもいい人なんです。面倒見はいいし、気前もいい。
自分のやるべきことはしっかりやっていながら、他人のことまでほっておけない性格ですから、頑張りすぎてしまうような人です。

ただ、ひとつだけ気になるところがあります。

その人がつかう「言葉」です。

頑張り過ぎるほど一生懸命にやっているのに、家族や周囲の人が認めてくれないのか、自分で思うほど評価されていないからでしょう。

口を開けば、不平・不満・愚痴ばかり。

それはそうでしょう。頑張りに見合うだけの評価がもらえなければ、誰だってふてくされてしまいます。

その女性の家族には、「感謝の気持ちを彼女に言葉で伝えてあげてください」と言っていますが、家族は照れくさがってなかなかうまく表現できないようです。

10年が経ち、その女性は原因不明の神経性の病気になってしまいました。

身体は元気なのですが、力が入らず、なにもやる気が起きず、座っているだけでもしんどいそうです。

感謝をしない家族も良くないのですが、いつも言っていた不平・不満・愚痴の言葉はまわりまわって自分に返ってきます。

たまに愚痴をこぼすくらいなら身体に害を及ぼすまではいきません。

でもそれを何年も言い続けていれば、身体と心へ多大な影響を及ぼしてしまいます。

「そのよってくるところのもの漸なり」

自分がやったことに対する結果はすぐにはでません。
あとからじわじわと、そして確実にあなた自身に戻ってきます。
  

子供に恵まれやすいかそうでないかを見るには

まず小指の長さで判断します。



小指の先端が中指の第一関節の筋より上にあり、真っ直ぐと伸びているなら子宮の働きが活発で、子供に恵まれやすいことを表わしています。


親指の付け根を　「金星丘」　といいます。

その丘が膨らんで張りがあれば性的バイタリティーの強さを表わし、
子宝に恵まれる良相です。

細かい線がたくさん入っていれば、子供との縁はなお強くなります。


感情線の始点に表われる上下に向かう支線は、
子供ができるラッキーサインです。

相手に表われた場合でも、子宝に恵まれることを暗示しています。



手相は常に変化しています。

いまこのような相ではなくても、子供を欲しいという強い願いと子供を育てるための夫婦の準備ができて、諦めなければ、必ず子宝を授かることができます。

  

モスクワ世界陸上が終わりました。

中学時代に陸上部だった縁でしょう。
世界陸上は毎回楽しみに、夜中でも朝方でも観ています。

今回の注目はウサイン・ボルト選手の復活とアリソン・フェリックス選手の９個目の金メダル。

アリソン選手が200ｍで金メダルを取ると、アメリカの英雄　カール・ルイス、マイケル・ジョンソン両選手の金メダル８個を超えて、伝説の選手になります。

今回のモスクワ世界陸上の女子200メートル競走は、100メートルを制したジャマイカのS・A・フレイザープレイス選手。
２着でアフリカ勢初の短距離走銀メダリスト、コートジボワールのミュリエル・アウレ選手。
走り幅跳びの銀メダリストで200メートル競走にも挑戦する、女性版カール・ルイス、ナイジェリアのブレッシング・オカグバレ選手と強力なライバルが揃っていました。

アリソン選手は予選ではなんの問題もなく１位通過していましたし、戦い方やピ－クの持っていき方も今までの経験でわかっているから大丈夫だとは思っていましたが、今回はちょっと嫌な予感がしたので、易をたててみました。

卦は　「臨」。
そして五変爻で「節」に之く　とでました。

臨は　元いに亨　貞に利ろし　八月に至りて凶あり

　　　希望に燃えて進むとき。願い事は叶う。ただ季節は移りゆく。
　　　八月とは易では12月を表します。いつまでの陽のときばかりでなく、
　　　いつかは陰がやってくるのは自然のなりゆき。

　　節は亨　苦節は貞にすべからず

　　　節は竹の節。節目や区切りがあって止まることを意味します。
　　　苦節とは度を越した節制です。

易の結果をみて、アリソン選手が今回200メートル競走で勝つのは難しいかもと感じながらテレビの前で応援していました。

結果は右太もも裏の筋断裂での競走中止。

衝撃的な結末でしばらくポカーンとしてしまいました。

200メートル競走の１着はS・A・フレイザープレイス選手、２着ミュリエル・アウレ選手、３着はブレッシング・オカグバレ選手。

アリソン・フェリックス選手　９個目の金メダルのプレッシャーがかなり重かったのではないでしょうか。

いまは神様がくれた休養です。

ゆっくり休んで、また元気に激走する姿を楽しみに待っています。

お疲れさまでした。


  

芸人カップルのチャンカワイさんと馬場園梓さんがお付き合いを解消し、「円満破局」を発表しました。

付き合い始めの頃、クリスマス2か月前の10月に、カワイさんが「あわてんぼうのサンタより」と大きなクマのぬいぐるみをプレゼントし、それを「喜んでいただきましたよ」と馬場園さんが幸せそうに話していました。

久々のバカップル誕生（失礼）で、お似合いの二人でしたから破局は残念です。

交際期間3年。
恋に落ちた状態は長くても3年しか続かないといいますから、自分たちの気持ちに正直に、お互いを解放したのかもしれませんね。


チャンカワイさん　1980年６月15日生まれ
　　　　　　　　　本命星　二黒土星　　月命星　七赤金星

馬場園梓さん　　　1981年３月１日生まれ
　　　　　　　　　本命星　一白水星　　月命星　八白土星

相性的にはあまり良くありません。

どちらもお互いに理解しがたい存在として、妙なところで妥協しながら、二人の生活を続けていくような関係です。
このカップルは馬場園さんが母性愛を存分に発揮して、その関係を維持してきました。
カワイさんは最初それを幸せに感じていましたが、時が経つにつれて徐々にうっとうしくなってきます。実の母親と息子の間にあるような反発心が生まれてきてしまうのです。

今回のお別れは、どちらかというと馬場園さんのほうに大きなダメージが残りそうです。

未練はないから別れるのはいいが、今まで尽くしてきた自分のやってきたことの真偽がわからなくなっています。

今年の一白水星は「苦難の一年」です。とくに８月は運気がガタっと落ちます。

運気が沈むことで悲しことや辛いことがありますが、それは変化のきっかけです。

いままでの人生で足りなかったもの、または本当に欲していたものを見つけるためのチャンスがやがてやってきます。

そのタイミングをはかるために、運気の落ち込みという「空白期間」を与えてくれています。





  

今年はまだまだ大変な猛暑が続いています。

例年ですとお盆に夏がひと段落して、秋の匂いがしてくるのですが、今年はもう少し先になりそうです。


今週の１３日からお盆に入ります。

お盆とは、年に一度祖先の霊が私たちのもとに帰ってくる期間です。

普段忙しくて、あまりお墓参りに行けない人も、お盆のこの時期だけは行っておきましょう。

ご先祖様が喜びます。


ご先祖様があなたを見守ってくれていることを示す線が　「陰徳線」　です。



親指の下、生命線の間に下から上に向かって何本か出ている線がご先祖さまからのご加護を示しています。

先祖代々の陰徳を表わしていて、その立派なご先祖様があなたが困った時にいつでも助けられるようにと、頭の右４５度４０㎝上であなたを見守ってくれています。

この線を持っている人は、たいてい心の優しい真面目な人。

困った人を放っておくことができない性格です。

自分より他人のことを優先して考えていますから、おのずと陰徳が積み重なります。


たまにでもいいですからお墓参りに行って、ご先祖様に感謝を捧げてください。

感謝されると嬉しいのは人間もご先祖様も一緒。

やがて、あなたに素敵な幸運をプレゼントしてくれますよ。





  

明日８月１０日からモスクワ世界陸上が始まります。

いきなり女子マラソンや１００メートル競走の予選が始まるし、ハンマー投げには室伏選手が出場するし、初日から目が離せません。

１００メートル競走の日本代表、山県亮太選手と高校生の桐生祥秀選手。

どちらの選手も日本初の９秒台を期待されています。

山県選手はロンドンオリンピックにも出場していますし、今回もかなり期待してもいいのですが、桐生選手にはまだあまり過度な期待はしないほうがいいのではないかと思います。

ようやく陸上の世界で頭角を現してきたところです。
まだ日本記録を破るほどの勢いにのってはいません。


「見龍田にあり　大人を見るに利ろし」
（けんりゅうかりにあり　たいじんをみるによろし）

潜んでいた龍がその才能に実力を身につけて、ようやく田（地上）に姿を現したところ。

地上にいる自分より優れた人を目の当たりにして、恐れず、ひるまず、卑屈にならず、すべてを吸収するつもりで行動すれば、己を伸ばす好機会に恵まれる。


世界陸上で桐生選手が９秒台で走れればそれは素晴らしいことですが、まだ結果を求められるときではありません。

世界で戦う場に馴染んで、そこでファイナルを走る選手と自分の違いを認め、次の明確な目標を描ければ出場しただけでも大正解です。

何年か後に１００メートル決勝のスタートラインに立っている桐生選手を楽しみにしています。

もちろん今回も頑張ってください！

  

この頃、別れ話のもつれから相手を傷つけてしまう事件が増えてきているように感じます。

つい最近、介護士の男性が元彼女の介護士の女性を職場で刺してしまったという事件がありました。

少し前には離婚話のもつれから、元サッカー日本代表選手が妻への脅迫容疑で逮捕されました。妻が示談を受け入れて釈放されましたが、起訴猶予処分を受けています。

別れ話を持ちかけられたほうは、大変に辛いし、苦しいです。

これからもずっと一緒にいられると思っていた大好きな人に別れを告げられるということは、思い描いていた未来をすべて失うことになります。

未来に希望がなくなれば、投げやりになってしまう気持ちもわからないではありません。

でも相手を怖がらせたり、痛めつけたとしても、気持ちが落ち着くわけはありませんし、また昔のように仲良く過ごせることもありません。

自分の大切な人生と引き換えにするくらいのことをする必要がある人でしょうか。

自分だけの大切な人で、相手を自分の持ち物だと見ているから些細なことに腹が立ちます。許せない気持ちになります。
他人からみれば大したことでもないようなことにも激しい怒りが湧いたり、落胆したりします。

奥さんでも恋人でも、知り合いのおばさんとか仕事の同僚などとして自分から少し離れた人だとみれば、奥さんや彼女のいいところを再発見することができます。
だからこそ、その人に興味を持ち、アプローチして、二人だけの時間を作っていくことを選択したのですから。

相手が別れを告げたということは、自分に対して愛情がなくなったからです。
女性はとくにそうです。
「あなたのためよ」などというのは１００％本心ではありません。
まだ愛情が残っていたら、絶対にあなたを離しませんから。

もしあなたの人間性や人格を否定するようなことを言われたとしても、それをそのまま鵜呑みにすることはありません。
女性は愛情がなくなればどんな手段を使っても別れるように頑張ります。
その手段の一つとして、または自分が傷つかないように周りに配慮するために、夫や恋人の人格否定をしているだけですから。

出会いと別れを繰り返して、人生のステージは上がっていくもの。

あなたの人生から誰かが去るということは、もっとあなたにピッタリな、もっとあなたと一緒にいるにふさわしい人がやってくるということです。

これからの素晴らしい未来のために、自分や人を傷つけることだけは絶対にやめておきましょう。

  

今や離婚する夫婦は珍しいことではありません。

一生我慢しながら、その先にあるのかないのかわからない幸せを頼りにするより、ほとほと愛想が尽きる前に相手も自分も解放してあげるほうが未来志向の生き方なのかもしれません。

夫婦の離婚ですから、どんな理由であろうとどちらかが一方的に悪いということはありません。

５：５とか８：２とか、割合は違っていても、双方に責任があるはずです。

一度離婚を経験することによって、次の結婚運がよくなるという手相をもつ人がいます。



知能線（青線）の終わりあたりから上方に発生する赤い線をもつ人は、最初のパートナー運がよくない人です。

特に女性の場合は当てはまります。

最初の夫が浮気や暴力をふるったり、はたまた病気や事故などで亡くなってしまい、いずれ別れる運命にあります。

初めての結婚で多くのことを学び、成長することができればこの線は消えてしまいます。

次の結婚ではかならず幸せになります。

でもこの線が消えてない場合はまだ学習が足りないかもしれませんので、再婚はもう少し控えたほうがよいでしょう。